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超音波スケーラーの豆知識

歯周治療において,歯肉縁上歯石,歯肉縁下歯石を確実かつ効率的に除去する方法が常に求められてきた。現在ではスケーリングの手段として,手用スケーラーを用いる方法に加え,パワードリブンスケーラーと呼ばれる超音波スケーラーやエアスケーラー(または音波スケーラー)など,振動を利用して歯石を破砕する器具が開発され,広く利用されている。
とくに超音波スケーラーの原理は,超音波発生装置による電気振動を振動子で機械振動に変換し得られた高振動エネルギーをチップに伝達し,それで生じる微細振動を利用して注水下で歯石を剥離,破砕するものである。
具体的には超音波スケーラーは,1)超音波振動するチップによるメカニカル(機械的)な歯石の破砕,2)冷却目的の注水によるポケット内イリゲーション(洗浄),3)水と超音波振動により発生した気泡が内方向に破裂するエネルギーを利用したキャビテーション(空洞現象)の効果,4)マイクロストリーミング(渦状の定常流)によるキャビテーション領域の拡大などの効果により,ポケット内のデブライドメントを行うとされる。
現在の超音波スケーラーは,チップがより細く長く,歯周プローブに類似の形状と太さとなり,また使用時に発生する熱の冷却と除去された削片をポケットから洗い流すための注水効果も向上し,歯肉縁上だけでなく歯肉縁下への積極的応用が可能となっている。そしてとくに手用の鋭匙型スケーラー(キュレット)の操作では不得意とする深い歯周ポケット,幅が狭く刃の動きが制限される歯周ポケット,同じく根分岐部などに対応した形状のチップの開発により,その利便性が飛躍的に高まっている)。
それゆえ,超音波スケーラー(歯科治療機器)使用時の注意点としては,アクセスする根面や歯周ポケットの形態に応じた適切なチップの選択,チップの形状に合った的確なストロークや接触圧および角度の維持を心がける必要がある。重要なこととして,チップは使用時間が長くなることで先端部が磨耗して形状が変化し,明らかに作業効率が低下する。よって製品にはチッ各プの磨耗状態を確認するガイドが附属しているので,磨耗率が大きくなった場合には交換する必要がある。作業効率を維持し,セメント質への過剰なダメージを避けるためにもこまめなチェックが必要である。
さらに実際の作業時には適切な超音波のパワーと水量レベルはキャビテーション効果に影響を与えるため,目的に応じた適切なパワーの調節と水流コントロールが必要である。
歯科3D模型をデータ管理
歯列矯正は「歯科用模型診断が8割」とよく言われます。
精密に患者様のデータを読み解き、最適なプランニングをする。
そのために、ぱっと見ただけで治療法を考えるのではなく、
精密検査をすることで初めて、患者様の歯並びの本当の問題点がわかるのです。
精密検査をする際に、当院では必ず歯型取りをしています。
歯型取りをすることで患者様の歯のレプリカを作製し、
患者様が目の前に居なくても歯を見れるようにしているのです。
歯科矯正では伝統的に平行模型というレプリカにします。
とても見やすくて良いのですが、非常に場所を取るのが難点です。
患者様が1人なら1個、1000人なら1000個。
開業当初は良いものの、長期的な平行模型の置き場所をどうするか、
どこの矯正専門歯科医院も頭を抱えていることが多いのです。
そこで、現在は平行模型をデジタルスキャンし、
クラウド上でデータ管理をする方法があるのです!
当院も将来的な平行模型の保管を考慮し、
開業当初から「模型レスの矯正歯科医院」としてやっていくことにしました。
ご契約させていただいたのが、「株式会社3D!」さんです。
https://www.oyodental.jp
医院までお越しいただき、すでにある模型を持って行ってもらいました。
これで、当院は平行模型のデジタル管理が出来るようになるわけです。
そしてデータ化した模型は、iPadのアプリでいつでもどこでも見ることが出来ます。
3D!さんが開発した専用アプリ「mary」で模型を表示。
実際の平行模型と並べてみました。
手元に模型があるかのように見えますね!
iPadアプリですので指先の操作で色んな角度から模型を見れます。
便利な時代になったものです。
東京歯科大学の矯正科研修生時代は(歯周病説明用模型)
自分で平行模型を数時間かけて作っていたので感動もひとしお。
さらに、3Dプリンターを用いればデジタルデータから
レプリカを印刷することも可能です。
今までは模型は院内での保管のみでしたが、
今後はご希望の患者様にプレゼント
なんてことも出来るのではないかと
歯科の未来の明るさに思いを馳せたりしています。
いやー、面白い。
歯科用根管治療の流れ
皆さん:
おはようございます。いつもお世話になって、誠にありがとうございます。
根管治療機器歯科用という歯科材料をごぞじですよね。でも、根管治療の流れと言えば、わかる方が歯科に関する人のほかに、少ないと思います。では、今日、このについて、皆さんに紹介したいと思います。
①オープンパルプ:オープンパルプ目的は、齲蝕組織を除去して、歯髄腔をオープンしてから、炎症を起こし又は壊死歯髄を除去しやすいことです。
②死んでパルプを削除:パルプ要件は、痛みの場合に除去する必要があります。必要に応じて、局所麻酔下でパルプを削除します。パルプを残りの残基は、頂端歯の問題が炎症を起こしています。残留パルプ根管治療の存在は、長期治療の結果、トラブルの原因となります。残留パルプ根本原因の炎症ので、制御が困難で、根管が炎症性分泌物を繰り返しました。
③根管の拡張:根管の目標の展開が完全に感染した歯髄と象牙質を除去することです。根管壁が凹凸があるので、簡単に凹部領域に歯髄組織を残りやすいんです。二つのことをすべきことがある:一つのことは、頂端に炎症を予防することであり、もう一つのポイントは、針の先端部に広がるのを防止または頂端よりも拡大することです。
④根管消毒:物理的および化学(医薬品)メソッドを介して、根管内の残留感染を完全に除去します。であれば第3の工程と、根管充填時に紹介の症状の完全な発症を行うことができるまで、消毒した後、パルプ室や根管への薬物は、5〜7日間閉鎖されるべきです。このような紹介として、または根管内の症状、さらにより分泌物がある場合、根管充填は、炎症を避けるために充填した後、再根管消毒する必要はあります。ここで、器具の消毒に使われる高圧蒸気滅菌器を勧めます。
⑤薬シール根管:抜髄法後の根管、洗浄後、展開し、基本的にはきれいな根管腔が、細菌学的な要件は、それが無菌とみなすことはできません。細菌が象牙細管を入力することができますので、それは、滅菌を達成するためには、強い薬をさらに滅菌を使用して消毒する必要があります。
⑥根管充填:滅菌よりも後に到達根管治療、無菌充填目的は、根管が感染していないようにすることですので、だから、充填材、特殊な根管が再感染を防ぐためにの材料絵を使います。
根管治療は、通常の状況下では、長い必要が前歯の場合、20分ごと、またはので、それは事後、毎40分程度、およびそれ以降の手術紹介病院3〜5倍である場合もあります。根管治療時間は、管治療や根管および他の関連する状況と医師技術の関係があります。
ご説明が以上ですが、根管治療といつことに、もっと深く了解しますか。
当サイトでは、いつも、品質がいい歯科機器卸売を提供いたします。
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OYODENTAL弊社の動物用歯科用具についてご紹介
いつも愛用くださった方々にはよくごんじると思いますが、当店は数多く正規代理店と連合して、お客様に品質のよい安価の最新 の歯科器材、歯科衛生士器具と技工機器を日本の歯科医師の先生方に提供いたします。最近は、動物用の歯科器具も大きな話題になり、現在の獣医界には、多くのブームを起こしました。弊社でも、今は動物用のいくつの歯科機器を登場しました。きょうは、それについて少し紹介します。
人と違い、ペットの歯科では、様々なサイズの歯科処置を行います。セントバーナードから、チワワ、猫、ウサギ、フェレットなどなど。体のサイズが違うと、歯のサイズも違います。その中で、特に抜歯についてお話したいと思います。歯科を専門的に勉強する以前は(かなり昔ですが)主に人間用の歯科器具を使って抜歯をしていましたが、現在では、動物用の歯科器具が、多種販売されています。
弊社は今取り扱っておる製品の中では、まず獣用血中酸素濃度計-(COMTEC® CMS60D-VET獣用血中酸素濃度計)CMS60D-VETをお勧めしたいのです。仕様は以下のようです。
◆軽量で持ち運びは便利
◆セッティング及び操作簡単
◆SpO2値表示できる
◆パルスレート値表示、バーグラフ表示、パルス波形表示
◆画面の明るさを変更することができる
◆脈拍数のサウンド表示
◆Review function
◆測定データオーバーランリミットと低電圧警報機能はそれぞれ上側/下警報範囲は調整可能
◆電池容量表示、低電圧アラーム機能付き
◆SpO2値とパルスレート値データをコンピュータにアップロードすることができる
◆リアルタイムデータをコンピュータに送信することができる
◆外部オキシメータプローブで接続
◆無線通信機能(CMS60DW)
また、ECG100G単道式心電図機とマルチパラメータモニタ— CMS6000(無呼吸アラーム搭載)のほうも動物用で、いままでいろいろ獣医に愛用されています。ご興味がある方はぜひご来店をください。
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人气最新EMR電気的根管長測定器
こんにちは、井関です。 今回は普段使っている機材の話をしたいと思います。
現在、根管治療において三種の神器と言われている物があります。
それは、 マイクロスコープ・CT・ニッケルチタンファイル です。
この三種の神器の出現により、根管治療は飛躍的に成功率が高まりました。
しかし、三種の神器が無い頃にも、根管治療を上手にやっていらした先生もたくさんいます。
根管治療は、たくさんの器具機材を使用しますが、そんな先生達でも、昔から使っていた機材が 電気的根管長測定器と言われている物です。
よくEMR(=Electric Measuring of Root canal length)とも言います。
勿論、現在でもほとんどの先生が根管治療において使用しています。
(この後は全てEMRと表記させていただきます。)
これがEMRです。
根管治療を受けたことがある方なら分かると思いますが、治療中に口角に金属の金具を かけられ、その後「ピッピッピッピ」とか「ピーーーー」と電子音が鳴っているのを聞いたことが あるかと思います。
それがこれです。
あれは何かというと、このEMRを使って根の長さを測っているのです。
根管治療において根の先端まできちんと根管充填材を詰めることが大切です。
それにより予後がかなり変わってきます。
その為に根の長さをきちんと測定することは非常に重要なステップなのです。
歴史は古く1955年に東京医科歯科大学の鈴木賢策、砂田今男先生らが当時術者の勘やレントゲンだけで測定されていた歯の長さを誰もがいつでも同じように測定する事を目的とするために、歯の電気抵抗を測定して歯の長さを調べる方法の研究を開始し、1969年に第一号の販売をしました。
1978年には電気的根管長測定検査が保険適用され、製品としては1980年代に単一周波数測定器であるエンドドンティックメーターSIIが発売され、根管長測定器が普及を開始しました。
しかし、エンドドンティックメーターは根管内が乾燥状態でなければ精度よく測定できないという欠点があり、その後その欠点を補った二種類の異なる周波数を用いた測定器が販売されました。
その代表格がルートZXという商品で上記の写真にあるものです。
シェアは米国で69.2%、国内で45.2%で国内国外ともにシェアトップなのです。
1955年という戦後たった10年でこんな機材を開発し、それがマイナーチェンジを繰り返しつつ、現在でもほとんどの臨床家に世界的に用いられている機材であることが本当に凄いと思います。
自分が今、EMRが手元から無くなったらどうやって治療をするかと考えてしまいます。
EMRを日本人が開発したことを誇りに思います。
大先輩の先生方、ありがとうございます。
このような大先輩達に負けぬよう頑張りたいものです。
根管治療には様々な種類がある
10月 25, 2017
最新歯科情報
根管治療には様々な種類がある はコメントを受け付けていません
Benwilehg39205
抜髄処置
もっとも一般的な根管治療です。根管から死んでしまった神経や血管を取り除き、これ以上の悪化を防ぐために行う処置です。
感染根管処置
過去に抜髄処置を行った部位が、再び細菌感染を起こした場合に行う治療です。死んでしまった神経や血管を取り除いて根管内をきれいに洗浄・消毒し、すき間なく薬剤を充填する処置を行うことで、さらなる悪化を防ぎ根の先を守ります。
再根管治療
根管治療を行ったにもかかわらず、違和感がなくならない、痛みや腫れが再発した、などという場合に行う治療です。先の治療の精度が低かった、被せ物のすき間から新たに細菌が入り込んだ場合に必要となります。
それでは、弊店のDenjoy®根管拡大装置歯科用G3 RCTY-DY(II)を紹介します。
特徴
1.根管治療中ファイルが頂点に達したとき、装置は自動的停止します。
2.保存機能は:速度とトルクに対するプログラムは10グループ保存することができます。
3.高コントラストの大型液晶カラーディスプレイの採用により、ファイルの位置を分かりやすく表示します。
4.柔軟性に富んだニッケルチタンファイルとの組み合わせにより、機械的根管拡大では困難だった湾曲根管の拡大が可能となりました。
5.オートリバース機能。トルクが事前に設定された値を超えると、ファイルは穿孔を避けるために自動的に反転されるとブレークオフにする。
弊店では、根管治療機器の他、根管充填剤 歯科などもあります。是非、当サイトへようこそ。