虫歯治療における拡大視野は必要か?

7月 31, 2019

歯科機器の選び方

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拡大鏡(ルーペ)、歯科用マイクロスコープを使用していれば必ず正しい診察と診断そして適切な治療が行われ、良好な治療結果が出せるわけではなく、裸眼でも良好な治療結果を出せるというのが現状と言えます。

虫歯治療における拡大鏡(ルーペ)とマイクロスコープの評価としては、質の高い歯科治療をより容易にさせてくれる道具に過ぎないとみるのが、現状では公平な見方ではないかと思います。

著者自身はほぼ全ての治療工程において、拡大鏡(ルーペ)あるいは、マイクロスコープを使用していますが、使い続けるのにはいくつかの理由があります。

まずは歯科医師にとっての快適さです。一度、歯科用拡大鏡歯科用ルーペライト)、マイクロスコープでの治療になれてしまうと、質の高い治療を1日持続させるのに、裸眼では集中力を持続させるのが難しく感じてきます。裸眼での治療にはどこかミスを見逃したままで治療が完了してしまう可能性へのストレスがあると感じ、ルーぺ、マイクロスコープを使用することでそのミスの見逃しが軽減できるのでは、という安心感は何にも代えがたいものです。また歯の状態だけでなく歯肉縁下の細かい歯石、また虫歯の下に広がる細いヒビ割れの状態などが容易に確認できることなど利点が多くあります。

そしてとくにマイクロスコープへはカメラの装着が可能で、治療の様子を患者さんと共有できるというメリットもあります。これは患者さんにとっての安心感にもつながるのではないでしょうか。