歯科3D模型をデータ管理

May 27, 2017

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歯列矯正は「歯科用模型診断が8割」とよく言われます。
精密に患者様のデータを読み解き、最適なプランニングをする。
そのために、ぱっと見ただけで治療法を考えるのではなく、
精密検査をすることで初めて、患者様の歯並びの本当の問題点がわかるのです。
精密検査をする際に、当院では必ず歯型取りをしています。
歯型取りをすることで患者様の歯のレプリカを作製し、
患者様が目の前に居なくても歯を見れるようにしているのです。
歯科矯正では伝統的に平行模型というレプリカにします。

歯科模型

とても見やすくて良いのですが、非常に場所を取るのが難点です。
患者様が1人なら1個、1000人なら1000個。
開業当初は良いものの、長期的な平行模型の置き場所をどうするか、
どこの矯正専門歯科医院も頭を抱えていることが多いのです。
そこで、現在は平行模型をデジタルスキャンし、
クラウド上でデータ管理をする方法があるのです!
当院も将来的な平行模型の保管を考慮し、
開業当初から「模型レスの矯正歯科医院」としてやっていくことにしました。
ご契約させていただいたのが、「株式会社3D!」さんです。
https://www.oyodental.jp
医院までお越しいただき、すでにある模型を持って行ってもらいました。
これで、当院は平行模型のデジタル管理が出来るようになるわけです。

そしてデータ化した模型は、iPadのアプリでいつでもどこでも見ることが出来ます。
3D!さんが開発した専用アプリ「mary」で模型を表示。
実際の平行模型と並べてみました。

歯科模型

手元に模型があるかのように見えますね!
iPadアプリですので指先の操作で色んな角度から模型を見れます。
便利な時代になったものです。
東京歯科大学の矯正科研修生時代は(歯周病説明用模型)
自分で平行模型を数時間かけて作っていたので感動もひとしお。
さらに、3Dプリンターを用いればデジタルデータから
レプリカを印刷することも可能です。
今までは模型は院内での保管のみでしたが、
今後はご希望の患者様にプレゼント
なんてことも出来るのではないかと
歯科の未来の明るさに思いを馳せたりしています。
いやー、面白い。